プロ野球のリーグ戦が再開した日、福岡ドームのホークス×イーグルス戦は「球音を楽しむ日」として、スタンドからはトランペット・太鼓などの鳴り物応援が聞こえなかった。
しかし、テレビでもラジオでも中継音声を聞くと、それを補って余るほどのざわつきがあった。
観客の声援だったり、メガホンを叩く音だったり、わいわいと会話したり、思い思いの音が聞けて、楽しめるものだった。
#できれば、ヤフドで流す選手の登場曲や試合中の効果音も控えてもらいたかったけど。
でも、「静かに」楽しむってのは難しいかもしれない。
その辺は、さすが熱心に応援するホークスファンのパワーを感じた。
さらに、声援ということで雑感。
今まで、野球観戦に行って声援を送るのは、目の前で行われる試合を基にしてするものだと信じて疑わなかったのに、私の常識を覆す新たな概念を読売巨人軍は提示してくれた。
7・4~6は長嶋氏への声援シリーズ(日刊スポーツ)
巨人は20日、長嶋茂雄元監督が脳梗塞(こうそく)で緊急入院後、初めて東京ドームで試合を観戦してから1周年を記念し、7月4~6日の中日戦(東京ドーム)を声援シリーズ「NAGASHIMA」と、すると発表した。
3連戦で先着計5000人に長嶋元監督へのメッセージを書いてもらい、球団が届ける。参加者には監督から返信が届く。期間中毎日、希望者約200人に巨人のビッグユニホームへのメッセージを募り、球場内に掲示。5日には長男の長嶋一茂球団代表特別補佐によるトークショーも行われる。
このニュースを見て、スルーしてればよかったことを思い出しちゃったよ。
東京ドームで行われた交流戦、読売×オリックス戦。
読売の守護神・豊田が登板し、試合が大詰めを迎えた9回表。
オリックス・水口の打席あたりだったと思うが、スタンドから「清原」コールが起こっていた。
代打でバッターボックスに立つ清原の姿が見たい。
清原にがんばって欲しい。
目の前の勝負よりも、見たい勝負がある。
これ、ある意味、声援。またある意味、ファンのエゴ。
おっと、話がそれた。
長嶋さんが球場に姿を見せて、球場全体から大歓声が上がった一年前。
これ、ある意味、声援。
一年経って、もう一度、あの時以上の声援の力で…。
って、これ、球団のエゴってどころの話ぢゃないように思う。
いつから、読売という球団はグラウンドで戦っている選手たちをリスペクトしない球団になったのだろうか。
正直、読売巨人軍のユニフォームを着て試合をする選手たちが哀れに思えてくる。
選手に声援を送るファンから「声援」を変に奪うような企画はいかんだろう。
間違っても、長嶋さんに声援を送ることを否定なんてしない。
そりゃあ、大病を克服して元気な姿を見せて欲しいよ。
でも、TVで特集組むとかでいいじゃない。徳光さん泣かせたりしてさ。(ぉぃ
しかも、この企画、
北京五輪の日本代表監督に長嶋さんを指名しようとしてるってニュースが流れて間もない、絶妙なタイミングで行われる。
わざわざ公式戦(っつーか興行)の場を利用して野球ファンの世論操作かよって勘ぐってしまいたくなる。
あらら、またしても話がそれた。
そうそう、声援について。
結局、「声援」の持つ意味って何なんだろう。
選手への激励、好プレーへの賞賛、ミスへの叱咤、
そして応援するチームが勝利したときの歓喜と、逆に負けたときの落胆。
…球場でプレーできない代わりに試合に参加すること、だろうか。
自分は少なからずそのような意識で球場で声を上げているような気がする。
今季は、個人的にライトスタンドで応援歌を歌う日なんか作ったりして、例年よりも意識して声援を送っている。
やっぱり、昨年のプレーオフ2ndステージ。
ビジターチームのファンの声援に押されて負けていた悔しさ、恥ずかしさを今でも忘れない。(そう簡単に忘れられるものでもないけど)
だから、自分の小さな声援でも力になればいくらでも叫ぶよなんて勝手に思ったりして。
…などと自分が少し過剰なぐらい意識してたからか、昨日の鳴り物なしの福岡ドームの中でも大きく聞こえる声援・喧騒がすごくうれしかった。
別に過剰に意識しなくたって大丈夫。ホークスファンはいつでも力強く選手を後押ししてるって。
シーズン残り半分、自分も心強く、力強く若鷹たちに声援を送ることにしよう。
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