思い思い


ふと思いたって、夜明け直後の百道浜へ。
べったりとした、蒸し暑い空気に包まれる。
光の射す方角の海に向けて塩をまき、朝焼けを静かに見守る福岡ドームへ歩き、ネームを入れたばかりのレプリカユニを着て鷹観世音大菩薩の前で連敗脱出とこれからのホークス勝利を祈願。
今の自分がホークスに対してできることはこの程度。
思いのままに応援することだけ。
土曜日の千葉の試合では、私設応援団が応援をボイコットした場面もあったと聞く。
しかし、すぐに容易にこんな想像もつく。
ビジターエリアにはちきれんばかりに詰め掛けたホークスファンが、応援リードとは関係なく選手に、チームに思い思いの声援を送ったであろうことを。
ホークスファンの最大のよいところ。
それは男性も女性も、老いも若いも、住んでいる場所も関係なく、多種多様な人たちがホークスのことを好きで、思い思いに応援し、そして楽しんでいるところ。
好きな選手の名前を熱心に連呼する人、友達同士連れ立ってドームに駆けつける人、ビジターゲームで迫力ある声援を送る人、面白い野次を言うのに忙しい人、ホントにいろんな人が20年前から福岡に拠点を置くプロ野球チームを応援してる。
厳密な統計結果があるわけではないので一概には言えないけれど、年代、性別、居住地が一定の要素に集中せず、かつ多くのファンがいるプロ野球チームもそうそうあるものではないと思う。
我々は鷹党ではあるかもしれないが「鷹党員」ではない。
特定の考えに押し狭められた中で、決まりきった順序に従って声を出したり拍手をしたりメガホンを叩いたりメガホンを動かして踊ったりする存在ではない。
もちろんのことだが、特定の考えのみを肯定し、それ以外の考えを否定することなどできない。
自らチームや選手を思い、その思いを自分の言葉で力いっぱい伝える。
「党員」ではないのだから、自分の思いを選手やチームに伝えるのに何の制限も拘束もないはずだ。
その言葉が適切な言葉であることは当然として。
チームが声を失っている今こそ、その間隙を縫って思い思いに声を出す存在でありたい。
もちろん、チームを愛するための声を。
それが、ホークスファン最大の強みであると思うから。
この目で確かめたのだから間違いない。
夜明けの来ない夜はない。
コメント
お祈りが効きましたねっ!!!!
勝ったぁぁぁぁーーーと心底ガッツポーズしましたよ
Posted by: ぼたん | 2008年07月06日 19:39
いやあ、心の底から悶えましたわ、ホント。
眠気と闘いながら、最後まで見たかいがありましたよ(安堵)。
Posted by: さばこぞ | 2008年07月07日 01:14