勝利の安堵、夢へのand...
野球日本代表が台湾代表を10-2で下し、北京五輪アジア地区予選を1位通過。
勝って当然と言われても、やっぱり苦しい戦いだった3日間を全勝してパリ挑戦権ぢゃなくて北京五輪出場権を獲得。
6回ウラに台湾・陳金鋒の本塁打で一度は台湾が逆転したが、まあまだ試合は動くだろうと予測。
とはいえ、やはりサブローの同点スクイズは予想GUY。
その前の里崎も送りバントが代走・宮本の走塁もあって野選だったのを見て、仙一さんがこの二人を壮行試合の段階からスタメンで使った理由が何となくわかった気がした。
代表に選ばれた選手たちをどの程度使ってコンディションを把握するか、結構綿密な計算をしていたようだ。ほぼ一年間あった代表チームの生成期間を無駄なく活用したなと思う。
いやあ、それにしても試合後インタビューに応じる仙一さんのホッとした表情。
こっちも見てて安心しちゃった。ホントによかった。
さて、この3試合で印象に残ったこと3つ。
自軍の選手のコンディション把握の的確さ
シーズンの疲労が残る選手は極力使わずに、それでいてパフォーマンスが期待できる選手を積極活用した。
気心知れた?川上憲伸と岩瀬に要所を託し、一方で疲れの残り具合を心配したのか球児を緊迫した場面で使わなかった「親心」。この辺は仙一さんや落合さんにしかできない起用だろうなあ。
一方で、打線が全体に当たってたのがよかった。青木が2試合ノーヒットで心配だったぐらいで。
残塁数は確かに多かったのだけど、緊張感いっぱいの場面で打てずに試合が進むのは流れを失うだけに選手自身もチーム全体でもよい調子を維持させたことは十二分に褒めるところだろう。
データ収集
田淵コーチが資料片手に慎之助あたりと会話してたのを見ると、かなり用意周到だった模様。
一発狙いでなくつなぎの野球でいけたのもデータと各人のバッティング意識との成果だと思う。
そういや、アジアシリーズの中継でも田淵さんは(試合に直接関係無いのに)台湾のスタジアムや観客の状況を解説の合間に話してたもんなあ。
プロの選手でほとんどを占めるようになってから仙一さんで3代目の監督だけど、ようやく野球日本代表チームの作り方の土台ができてきたかなという印象。
次世代リーダー育成への意識
30代の代表選手の中には、現場主任?格の動きを見せる選手もいるような印象を受けた。
キャプテン兼一塁コーチャーの宮本は言うまでもなく、途中で一塁コーチャー代行を務めた井端、出番はなかったもののベンチからメガホンを持って仲間に声を送った和田一浩、ブルペンキャッチャーを務めた矢野、そしてクローザーとしてマウンドで投手陣の支柱となった上原。
国際舞台の経験は選手個人だけのものにせず、これから大舞台で戦う選手たちの共有財産として活かしていくためにベテラン勢が時には各自の持ち場に徹したことも、仮にメンバーが変わったとしても北京の本番では大きな意味を持つと思う。
プロが代表チームに参加し、松坂が孤軍奮闘し、中村ノリが涙した時からようやくここまできたのかなという思いもある。アマの特権を奪っておいてこれだけ時間がかかったのかっていう思いもあるけど。
単に3連勝して次に進んだというだけではない。
何かと何か。「and」のつなぎ合わせがいくつもできていくような、そんな成果を見えないところでももたらしてくれたような、そんな日本代表の戦いだったような気がする。
まずは、アジア予選突破おめでとう。
だけど、本当の勝負は来年の夏。
それまで選手は怪我をせず、特に仙一さんは無理せず、最高の野球を北京の地で。
コメント
いや~、感動しましたわ!!
ここでお知らせです。
これまで、このブログを、第三館の「鷹熊みてある記」にお気に入り登録させていただいておりましたが、本日をもって、第二館の「鷹熊の想ひ出」にお気に入り登録を移動させていただきました!!
さばこぞさん、今後とも宜しくお願いいたします!!
(なお、第二館のアドレスは、「URL」欄に記しております)
Posted by: たかびごん | 2007年12月04日 21:44
たかびごんさん、いやあ、ホントすごかったですね、日本代表。
お気に入りの件、わかりました。今後ともよろしくです。(^-^)
Posted by: さばこぞ | 2007年12月07日 01:46