イチローが新しい歴史を駆け抜けた!
サンフランシスコで行われたMLBのオールスターゲーム。
家であれこれ用事を片付けながら見てたけど、ゆったりした雰囲気でのオープニングセレモニーと、いざ真剣勝負が始まってからのスピーディーさとの流れがとっても自然すぎて怖いぐらい。
そんな真剣勝負の場にイチロー、斎藤隆、岡島秀樹の日本人選手がはせ参じるのだから、これもまたすごいの一言に尽きる。
それにしても、イチロー、ジーター、オルティーズ、A・ロドリゲスって続くアメリカンリーグの打順って、ちょこっとMLB中継をかじる程度の人間でもわくわくするものだね。
最初はそんな強力ラインナップに斎藤隆がどこで登板してどう抑えるか(または打たれるか(^-^;)ってのが気になってたのだけど(1イニング無安打無失点あっぱれ!)、ゲームの先頭バッター・イチローからすべてのドラマが始まるなんてそれこそ予想GUY(笑)。
イチローは、まず1回表の第1打席ですっとライト前に運ぶヒット。
3回表の第2打席はうまくレフト前へ落とすヒット。
そして5回表、ランナーひとり置いて迎えた第3打席に初球を打ってライトフェンス直撃。
クッションボールがこれまた予想外な方向へ跳ねたのを見た瞬間、思った。
「走る!」
一塁までは悠々と走っていたイチローが(これはVTRで見て気づいた)一気に加速してダイヤモンドを一周。
0-1から2点ランニングホームランで2-1とア・リーグが形勢逆転した。
この瞬間を、ちょうど用事を終えてTVの前に座ってて見ていた。
予測不能なボールの動きを察知してたわけでもないのに、その時釘付けになっていた。
普段なかなか注目して見ていないMLBのゲームなのに、偶然に引き付けられた歴史的シーン。
あの打球の残像がいつでも興奮のスイッチを入れてくれる。すごい大仕事をやってのけた。
イチロー、あっぱれだっ!
最後まで白熱した試合の結果は、5-4でア・リーグが辛くも逃げ切って勝利。
逆転のランニング本塁打を打ったイチローがMVPの快挙を達成した。
興奮を彼らしいクールな笑みで現しながら、イチローは7度目のオールスターの感想をこう話した。
「楽しかった。出ることはもちろん意義のあることなのですが、やっぱり選手は結果を出さないと駄目だな、と。これまで6年オールスターに出ていましたが、決して満足のいく状態ではなかった。初めて楽しいオールスターになりました」
いやあ、貫禄丸出しだわ(笑)。
最近になってイチローの言葉とプレーで表す結果とのシンクロぶりがアンバランスでいて、
何のズレもないことがとても興味深く感じられるようになった。
オリックス・ブルーウェーブにいて常にファンのための立ち居振る舞いを自らに要求し続けた姿が、
いつしか米国に渡ってたら米国のベースボールキッズ(老若男女)たちをとりこにする姿になっていた。
歴史的な一日は、イチローをさらに誇らしきプレーヤーに仕立て上げたようだった。
カッコよすぎるぜ、イチロー。
何がカッコよすぎるって、
大村はんと同じ髪型ってのがカッコよすぎる。