瑠璃の島スペシャル2007

2005年4~6月の日テレの連ドラだった「瑠璃の島」のスペシャル版。
本編は半分も見ることができなかったのですが、沖縄の海と空の青さはドラマのスケールを遥かに大きく深く越えて映っていたのを覚えています。
今やすっかり主役を張れる女優になった成海璃子選手と久々に見る神木隆之介くんとがメインということで楽しみにしてましたが、よかったっすねえ。

(以下、ネタバレ含みます)

今回は神木くん扮する詩音が父と共に璃子が暮らす鳩間島にやってきて起こるあれこれと、過疎というキーワードと簡単に結びつくリゾート開発と産業廃棄物処理施設建設というのがテーマになっていたわけですが、島に暮らす人々の心の近さや、ドラマ独自のメッセージが現れていて興味深く見ることができました。

気持ちを前面に表す子どもと、気持ちをぐっと内に押し込める大人との対比や、その中間の気持ちで不安定なまま鳩間島に来てしまった詩音の父など、互いの距離の近さが各人の違いをそれほど大きくしてないから、互いの本音がわかった時にすっと受け入れられたりしたし、
産業廃棄物処理場建設のくだりでは、過去と現在と未来とのバランス感覚と、どこかの場所がその建設を受け入れなければならないという現実とをはっきりと思い知らされた気がしたし。
でも、そんな現実や違いをささくれ立たせない島の時間の温かさがあったりして。

父についてきた代わりに駅伝選手になる夢を置いて島にやってきた詩音に対し、璃子が「夢をあきらめちゃダメ」と詩音の背中を押すような言葉をかけてあげたところ、里親の緒方拳さん扮する勇造に似てきたなあと思いながら見てたのですが、どうでしょうね?
その後、涙を流しながら防波堤まで駆けっていく姿、よかったです。

最後、島民全員でたすきをつないで島を一周する場面で璃子の同級生のいずみがたすきを受けて走り出した時、「がんばれ」という父の声が聞こえたのは反則だよなあと思いながら涙してしまいました。

ところで、さなえ先生に元校長(笑)が話してたのを見る限り、続編はあるのでせうか。


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