夏の続き、そして終わり。。
第88回・夏の全国高校野球決勝戦・再試合。
再試合かあ。
でも、昨日の続きのように、両軍のエースが観客を魅入らせるのだろうなあ。
そう思いながら、職場でスコアを追いかけた。
結果は、4-3で早稲田実業が駒大苫小牧を破って、初めての夏制覇を達成。
帰宅して、熱闘甲子園などで試合をチェック。
漠然と抱いていた試合以上の試合が、繰り広げられていたことを知った。
初回から早実が駒苫の菊地投手を攻め、1点を先制。
途中で田中投手へ交代したが、次の2回ウラにもう1点追加。
駒苫にとっては、ここからが本領発揮という展開だったが、
早実・斎藤投手にとっても本領発揮するに十分なリードになった。
昨日の疲れなど見せるそぶりもなく、三振を次々と奪い、勝利へ近づいていく。
早実は守備も堅かったようだ。これが何よりも感心するところ。
駒苫はヒットが散発に終わっていたが、昨日同様本塁打で反撃に出た。
6回表、三谷選手の本塁打は今大会59本目。
とにかく、離れずに追いかける。だから好勝負になる。
しかし、そのウラに早実は二死から四球と適時打で追加点。
さらに7回ウラにも1点加え、早実は4-1と突き放す。
じわじわと放されていくも、はやる気持ちを抑えるように打者も抑えていく田中投手。
少し穏やかにも見える表情に、立ち向かう本気さ、勝つ執念が見えてくる。
そして、いよいよ9回表。
駒苫は斎藤投手から三木選手のヒットと中沢選手の本塁打で4-3とする。
ついに、大会通算本塁打は60本。
優勝をめぐる、まさに魅入られる戦い。
夏の終わりが近いことなんて、ここで考える必要なんてない。
斎藤投手は二者を打ち取り、いよいよ田中投手を打席に迎える。
この夏、マウンドで最も多くの表情を見せた二人の勝負。
結果は、空振りの三振。4-3。
その瞬間、90年余りの歴史に最高の1ページを刻んだ。
早稲田実業、優勝おめでとう。
そして、90年余りの歴史の中でも稀代のチャレンジャーの挑戦も終わった。
駒大苫小牧、73年ぶりの3連覇はならず。しかし、立派過ぎる準優勝。
魅入られた観客は、勝者と敗者の両方に同等の拍手を送った。
決勝戦でこんな光景、ほとんど見た記憶がない。
その分、投げ勝った斎藤投手は勝者の喜びを涙で体現した。
一方、田中投手は少しはにかみ気味に充実感を表した。
8時間遅れでそれを見届けて、ああ、こいつら戦い抜いたんだなって、ほっとした。
2日間を最高の戦いであると証明したんだなって。
両エースだけではない。
野手もやったぶんだけ打ち、やったぶんだけ守りきった。
心憎いまでに魅せ付けてくれた選手たちに、改めて拍手。
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夏休みに海水浴、花火、すいか割り、虫捕りなどいっぱいやると絵日記も書きづらい。
だから、いくつか書き残しておいて、夏休みは終わらせない。
同じように、熱い夏の余韻を味わって、終わらない夏にしようか。
最高の戦いがあった日々を、いつでも思い出せるように。