WBCセミファイナル第2試合・空気が変わった
「3倍返し」というボードを掲げてた野球ファン、グッジョブ!(笑)
個人的に印象に残ったトピックを随時追記してますので、ぼちぼち再訪問をば。
ワールドベースボールクラシック、準決勝の第2試合はこの大会三度目の韓国×日本戦。
日本 0 0 0 | 0 0 0 | 5 1 0 | 6
韓国 0 0 0 | 0 0 0 | 0 0 0 | 0
日本が「三度目の正直」で韓国に勝利し、決勝進出を果たした。
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■本場メジャーの空気へ
イチロー王監督を尊敬するというよりも、むしろ王監督の方が尊敬していたイチロー。
メジャーリーガー・イチローのプライドを傷つけぬよう、気を遣ってた感のある王監督。
しかし、一敗地にまみれてから空気が変わった。
準決勝、ここぞというときにスタメンをいじってくるのが王監督。
福留→青木が一番、岩村→今江で六番。
そして、穴と言われた三番にイチローが座る。
1回表、青木・西岡が凡退の後、打席に向かうイチロー。
当然のように、スタジアムを埋めた韓国代表のファンからはブーイング。
しかし、その空気は日韓戦という緊張よりも、MLBで見慣れたような空気。
米国が敗退した後の米国のフィールドは、アジアの両雄を迎え入れるかのような空気。
メジャーリーガーとして6年目のイチローの貫禄は、ブーイングでかえって引き立った。
第一打席でライト前ヒットを打ち、次打者松中の初球で盗塁。
日本のために戦うと言葉にし続けたイチローが日本を勝利に導くためにしたことは、
これまでの日韓の野球戦の雰囲気ではなく、MLBのお膝元でやってるという、空気の入れ替え。
この回無得点に終わったが、次打席では「いつもの」内野安打。さらに盗塁。
それでも無得点だった。しかし、やっぱりイチローはすごかった。
たった一人で空気を変えてしまったようなものだ。
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■福留孝介がいたからこそ
福留は、出場辞退した松井秀喜の代わりという役割になっていた。
その位置付けに成績不振が加わって、猛烈な非難を浴びていた。
しかも所属球団の中日は、代表選手選出にあたって他球団とひと悶着もあった。
そんなこんなあったから、彼には感謝こそすれ、非難することなんて到底できない。
結果だけ見てどうこう言うのは正直酷な立場と思うから、彼に関しては同情してる。
代表入りするにあたり、もし福留が落合監督に報告または相談をしていたら、
きっと落合監督はこう言ってたのではないだろうかと予想する。
「王監督に恥をかかせるようなことはするな」
イチローも口にした言葉。
世界でも名の知れ渡った野球人のために、どんな立場であれ戦わなくてはいけない。
国際大会経験豊富な福留は言われなくても肌に感じて戦っていたはずだ。
そして、今日の試合。
福留に替わってセンターを守ったのは青木。
重圧からの開放と感じたか、それとも悔しさを覚えたか。
自分は前者だと思ったが、どうであれ、福留に与えられた使命は同じ。
代打として与えられた場面で、出した結果は先制2点本塁打という最高の結果だった。
絶好球を見逃さない、完璧な仕事だった。
ベースを一周し、松中とハイタッチ。そしてナインと喜びを分かち合う。
身体が震え、涙がにじんできた。
それまでのもやもやした気持ちを、気持ちの一振りで振り払った一撃に感激した。
福留孝介が日本代表にいたからこそ、この日があったような気がする。
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■上原も三度目の正直
ストライクがどんどん入っていく今日の上原のピッチング、相手を問わず勝利を演出したことだろう。
アジアラウンド初戦では、途中中国に同点弾を浴びて追いつかれ、米国相手には好投しながらもチームは敗れてしまった。敗者復活の状態から気持ちも新たにできたのか、チームの士気と上原のピッチングは見事に一体化していた気がする。
上原・松坂・渡辺俊の三本柱で先発を回してきたが、三者それぞれに仕事をしたという思いを持てたのではないかと思うし、先発がきっちり仕事をすることが日本のWBC制覇へのスタイルであることも知らしめるための効果的なパフォーマンスであったようにも思う。
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■韓国野球
正直、ここまで6連勝しながら最初の敗戦でWBCの舞台から去らなければいけない韓国代表には同情もしてしまう。
悔しさはどんどん表に出してもらっていい。負けたら単純に悔しいのが当たり前だし。
そんな中、朝鮮日報のサイトで見かけたイ・スンヨプのコメント。
「国民のみなさんも韓国野球にプライドを持ってほしい」
真意は言った本人にしかわからないし、一連の話の中で出たものだからここだけを取り上げて反応を示すのは誤解を生むかもしれない。
しかし、母国を離れ、メジャーではなく日本でプレーしているスンヨプの思いもやはり母国の野球の発展にあったのかと感じられるコメントではないだろうか。
そうならば、国を代表して戦うことは自国の野球の発展・振興・成長というものを願うことでもあるのかと気づかされる。
WBCに出場した16ヶ国、どの国の代表選手にも同じような思いがあるのだろう。
日本代表を見ていけば、イチローの数々のコメントにもそれを感じるわけで。
そう思うと、WBCもやる価値のある大会だったのかなと、後になって振り返られそうだ。
そして、アジアの両雄が世界の野球の中心を支えうる存在であることを知らしめた以上、
その両雄が常に野球で切磋琢磨しあえる機会を作ることが、本当の世界的スポーツとして野球の価値を高めるきっかけにもなるであろう。ぜひとも日韓代表定期戦は実現してほしい。ゆくゆくはアジアリーグとして。
コメント
5倍返しwww
Posted by: FHK | 2006年03月19日 18:02
キューバにはってことでっか?>5倍返し
Posted by: さばこぞ
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2006年03月19日 20:54
>6連勝しながら最初の敗戦でWBCの舞台から去らなければいけない
あぁ・・・シーズン中のどっかのチームとダブッて見える(笑)
Posted by: ぼたん | 2006年03月20日 15:45
>ぼたんさん
ええっ、涙で目の前がかすんでタブって見えちゃうんですか。←全然違う
Posted by: さばこぞ
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2006年03月20日 16:41