[ドラマ]1リットルの涙(8)いちばんを失うこと。の替わりに流した涙

先週のエントリーに「前編」ってつけっちゃったものだから、
続きのような構えで今日は見始めたけれど、とんでもない。
後半は見てて身体全体が震えましたよ。
終わってすぐ、今日の話をかみ締めたくて軽くドライブに行ってきましたよ。
あっ、BGMはもちろんKの「Only Human」をエンドレスで(笑)。

ここから先はネタバレで書きなぐります。
よろしければ、他の回のレビューもご覧ください。
なお、ドラマのストーリーについては公式サイトでご覧ください。

初回から…
(2)抱える予感
(3)病気はどうして…
(4)二人の孤独
(5)ごめんねじゃなくてありがとう
(6)家族の気持ちがつながるとき
(7)いちばんを失うこと。の前編
(8)いちばんを失うこと。の替わりに流した涙(本エントリー)
(9)夢の続きというバトンを受け取る
(10)ラブレター、それは別れの言葉。
(11)亜也さん、亜也ちゃん、ありがとう。

「今日の生物室」は、「粉雪」ではなくて「3月9日」だったか。
物語に挿入されるレミオロメンの「3月9日」がだんだん切なく聞こえてくる。
…そしたら、今日はクライマックスでも歌われていたではないか。しかも合唱。
「別れ」を意味するようなありがちな「エール」ではなくて、
一緒に思い出を共有した「記録」のように聞こえた。
ここ(東高)が、間違いなく亜也の「居場所」だという証拠でもあった。

でも、エンディングで引用された木藤亜也さんの日記のフレーズは、
「亜也ちゃん行かないで」と言って欲しかった。・・・

ここが亜也の「居場所だった」と言わなくてはいけない現実。
紛れもない、亜也が感じていたであろう「現実」。

「私の将来は、私が決める」と言ったものの、自分にはそれまで抱いていた「将来」が
失われていったという「現実」が亜也の口から語られたのはショックだった。

それと先週書いた、そばにいる心の支えと離れなくちゃいけないという存在は、
実はまりや早希ではなくて遥斗だったのか。
遥斗が立っていた位置からの距離は、微妙だからこそ遠すぎた。
遠すぎた距離を知った遥斗は、自分の力のなさに愕然とした。
でも、亜也の最も近くにいたのは、紛れもなく遥斗だった。

レミオロメンの「粉雪」が流れる中で、現実に失望してしまった二人の姿。
どう言っていいのかわからないシーンだった。

「いちばんを失う」ことは、1リットルの涙を流して納得したわけではなく、自分の将来を失うこと以上に家族への愛や絆を深めるための燃料となったのかもしれない。
もう少しがんばれば、がんばった以上に支えてあげると言った亜湖。
Only Humanの歌詞ではないが、強く前へ進んで欲しいと願う目で、一生懸命歌う妹を見つめる亜也。
友情を東高に置いて、自分ひとりで生きるというのが「決断」だと思っていた自分の予測とは、少し違った。
でも、それでよかったと思う。

もうひとつ、亜也を取り巻く大人の立ち位置も明確になった。
患者のがんばりから勇気をもらう水野医師と麻生教授。
病気とまっすぐに向き合おうとする思いは、家族も同じく持っているものだが、
家族のほかにも「味方」がいるという気持ちにさせられて安心する。

もう一方はもちろん、PTAの保護者たち。
皮肉にも、立ち位置を際立たせたのは、親の意図を敏感に察知した女生徒。
クラス内の生徒について語る時って、当事者がいない時にするのが常套手段。
でもそれは、大人の世界で誰か特定の人を噂する構図と同じ。
直近の2~3週で周囲の目をクローズアップしたが、「池内さんのことについて」の緊急クラス会議?は、結果的に大人なんてっていうネガティブな結論に持っていってたようで、味方とそうでない人との対比を表すには必要だったかもしれないが、かといって気にしなければ気にしなくてもいいよねってのが率直な感想。

…今日は、いつにもまして気持ちがまとまらない。
何だか、大きな決断をした亜也の姿を見て、こっちも緊張の糸が切れた感じだ。
亜也が生きていくこれからの方が、よっぽど厳しい茨の道であるのはわかっているけれど。
自分が想像してた以上に、非常に重みのある一話だった。

「1リットルの涙」の重みなんか、とても自分には背負いきれない。

 


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コメント

8話はすごく感動しました。

あやさん、いらっしゃいませ☆
ドラマレビューを書かれてるブログでは、ほとんどの人が涙したと書いてありましたね。

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