野球の「世界」はどこへ行く
野球、ソフトボールを五輪から除外決定(nikkansports.com)
国際オリンピック委員会(IOC)は8日、シンガポールでの第117回総会で、2012年ロンドン五輪の実施競技から野球、ソフトボールを除外することを決めた。 92年バルセロナ五輪で正式採用された野球は、世界的な普及度の低さなどから支持を得られず、5大会で五輪から姿を消すことになった。女子競技の充実の一環として96年アトランタ五輪から採用されたソフトボールも、4大会で実施しただけで五輪から姿を消すことになった。
個人的には、突然の結果に映りました。
それだけ、自分が見てる野球と「世界」が結びついていないって証拠ですかね。
日本代表やワールドカップ・オリンピックを通じて見る世界のサッカーは、とてもレベルの高いものであるというのはかなり実感できるようになってきました。
一方、昨年のアテネ五輪を通して見た世界の野球は、米国が出ていなかったせいなのか、それとも日本代表が3位に終わったからか、レベルについてはあまり吟味されていなかった感がありました。
野球の「世界」規模って何だ?
野球好きな人間は皆、この決定で改めて考え直さなくてはいけないことになりました。
それと、本来「スポーツの祭典」の象徴であるオリンピックも、モスクワ・ロサンゼルス大会のように「政治」に左右されたり、近年のように「経済」との結びつきを強めたりと、スポーツそのものが持つ存在意義が霞んでしまいそうなチカラに包まれています。
その一端を垣間見たようにも感じ、野球頼みである種の「世界」感を維持してきた日本という国そのものをも揺るがしかねない決定であるような気がします。
こうなると、来年開催されるらしい「ワールド・ベースボール・クラシック」の動向が気になります。


