プロ野球を経営する人たちの迷い
NHKスペシャルの「待ったなし!プロ野球改革」を興味深く見てました。
読売・瀧鼻オーナー、オリックス・宮内オーナー、そしてソン様ことソフトバンク・孫オーナーの3名が声高に叫ばれてるプロ野球界の改革をオーナーの立場でそれぞれ意見を言う内容で、なかなかよいキャスティングでした。
三者の意見の中で特に印象的だったのが、イチロー・松井秀喜らのスター選手がMLBに行ってしまったことにまつわる発言。
他球団から看板選手を獲得し、さらに日米野球を主催するなど注目される要素を持つために、スター選手育成の意識に乏しい瀧鼻オーナーは無関心風。
イチロー人気が球団人気と直結せず、結局ポスティングシステムでそのイチローを放出してしまった苦い経験を引きずっている宮内オーナーの嘆き節は聞き苦しいぐらい。
そして、城島・松中らを育て上げたダイエーを引き継ぎ、その実績を自信にして新たな球団運営のアイデアを出して球界をリードしようとするソン様。やや視聴者受けを狙っている感もありましたが。
それにしても、12球団のオーナー同士で意見がまとまらんとか言うけど、これだけ各自の事情が違い過ぎてては、どこをどうまとめようも収めようもありません。ファンはただ苦笑するのみです。やっぱりファンの声や気持ちはオーナーサイドにまでは伝わらないっていうことで。
このエントリーではこれ以上話を広げませんが、球団経営の「本音」や「戸惑い」は、現在の球界に巣食っている「漠然とした不安」とつながってるという思いを新たにしました。今後もっとTVを通してオーナーたちの意見を聞いてみたいものです。
またゆっくり考えてみたいと思います。
P.S.
番組で紹介された「好きな球団」のアンケートで、パ・リーグの序列が大きく変わっていることに驚きました。
ソフトバンクはパでトップながら、それに日本ハムが追いつきそうな勢いです。さらに楽天が続くという結果でした。
プロ野球は「フランチャイズ(いわゆる縄張り)」から「ホームタウン」へ意識が大きく変化しているのかもしれません。